2015年に読んでおもしろかった漫画ベスト3
- 2015年に自分が読んでおもしろかった漫画の覚書です
- 2015年以前に発刊した漫画も含みます
1位 『失恋ショコラティエ』
- 少し前の漫画で少女漫画ですが、登場人物それぞれの思考ロジックが練り上げられています。
- 「思考がぶっとんでて理解できない」と思っていたキャラクターが、こういう理論で、こういう合理性の元に行動していたというロジックが明かされるさまは下手なミステリー小説よりロジカルに展開していて、謎解きモノが好きだとテンション上がります
- 主人公が悪女のサエコさんを好きな理由も「ただのバカな男」ではなく、「高嶺の花からインスピレーションを受けることでパティシエの仕事が捗るので、合理的な選択」という解釈もされていて、すごいロジカルな少女漫画だなぁと。
- よく少女漫画は心理描写が深いといいますが、この作品は「どう思った」「どう感じた」等の心理よりも、「そういう行動に至った行動原理、合理性」といった哲学描写が丹念に描写されていて非常におもしろい作品でした
2位 『弱虫ペダル』
- 噂には聞いていましたが、王道少年漫画でキャラが立ってて噂以上に面白かったです。一気読みしました。
- 坂道くんが出てくると一気に面白くなる気がするので、坂道くんは見せ場を作るのが上手くて主人公として優秀だなぁ…。
3位 『ぎんぎつね』
- 以前2巻まで読んで合わないなぁと感じたのですが、2巻くらいまでは設定とキャラクター紹介といった感じで、物語後半で事情が込み入ってくるほどおもしろくなってきました
- 元気主人公の大きな事件はおきない日常なんですが、ちょっと切ない